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人や社会の職人としての作曲家

芸術家は孤高であるべきか。大芸術家には孤高の人が多い。だがそれは、社会や人と隔離して、自らの芸術に唯我独尊的に創り、生きていたということにはならない。彼らは社会や人に対する、鋭い洞察と深い愛を持っていた。そして憂い、問いかけ、投げかけた。…

鎌倉・長谷寺

先日、鎌倉に写真を撮りに行ったのでご紹介。

委嘱料の話

昨年末、ある作曲依頼を受けた。オーケストラと女性独唱、合唱付きの、10分を超える舞踊音楽。2ヶ月ほどで書き上げ、舞踊練習用の音源も作成し、1月の初めに先方に渡した。 それから1ヶ月半ほど、連絡がなかった。納品するまでは催促の連絡がひっきりなしで…

尊い人

孤独な道だと知りつつ、その道を自ら進む人は尊い。

PENTAX Q7

写真なんてスマホで十分だと思っていて、人にも公言していた私だが、最近実はカメラを購入した。「あいつ、あんなこと言ってたくせに」などと言われることなど何でもないのである。私は常に柔軟に変化していきたいのである。 虫のいい話だが、写真という芸術…

大人の階段

大人の味の代名詞といえば、コーヒーとビールである。子どもにとって、どちらも「苦いもの」の代名詞ではなかろうか。少なくとも私の場合はそうであった。 親戚などの集まりで、よく子どもたちにビールを飲ませ、その苦そうな顔を楽しむおじさんがいた。なん…

やりきればいい?

ある有名な方の、こんなお話を又聞きした。 「やりきれば、それでいいんです」 その方の話はこうである。 会社の上司に焼肉に誘われた。しかし仕事がまだ残っている。ああ、どうしよう?と当然悩む。今日の仕事は今日中に仕上げなければならないという天使の…

真の理解

一度にすべてを味わい尽くすことはできない。長く噛み続けても、味も歯ごたえもないカスになっていくだけだ。ある程度味わったら、飲み込むがいい。それが美味しく味わうコツである。

蝶に憧れた蛾

蝶に憧れた蛾が、蝶の真似をして可愛らしく彼女に近寄っても、悲鳴とともに叩き落されるであろう。

自由な音楽、不自由な音楽

「人類は自由を求めてきた」ある宴会の席で、作曲の師からこんな話が出た。寒さや飢え、野生動物などの危険から自由になるための自然との闘い。豊かになるにつれ、財産が蓄積され、貧富の差が生じ権力が生まれた。支配層と被支配層が登場した。被支配層は支…

夢追い人

某有名スポーツメーカーのCM音楽を、知り合いが担当した。 演奏しているメンバーは作曲者を含めて4人。なんと、全員知り合いである。みんな頑張って、夢を実現させているんだなぁと、嬉しくなった。 高校時代、「音楽をやりたい」と両親に進路を打ち明けた時…

才能にまつわる話

大学の後輩たちの前で講義をしたことがある。後輩と言っても、すでに皆さん大学を卒業し、音楽教師や学校の講師をしている方々である。ハーモニーとアレンジの、実技をともなう講義だった。 講義の後、懇親会となった。その席で、一人の若い女性の教師が私に…

音楽する目的

学生の頃、よく先生や先輩に聞かされた言葉がある。 「何のために音楽をするのか」 音楽や芸術に限らず、物事というものは目的を持って行うことが多いであろう。人は求められることを欲する。承認欲求というものがある。それでなくとも、音楽には聴き手が必…

気分屋のあなたへ

気分のよいときは つとめておだやかに 気分の乗らないときは つとめて快活に 気分に支配されるな 気分を支配しろ 気分を知り 気分のわけを知れば 気分を支配できる

大きな欲と小さな欲

「作曲家兼ピアニスト」とか、作曲家なのにピアニスト並みに弾ける人を見ると、大変羨ましく思う。私はピアノが苦手なのである。ブログのタイトルが『吾輩はピアノを弾く猫である。』にも関わらずである。 まあ職業柄、作曲はピアノを使って行うし、それなり…

無駄な時間

最近、時間の使い方がうまくなってきたような気がする。なぜそう思ったかというと、「無駄な時間」を意識的に使えるようになってきたからだ。こういうと、なぜ?と思われるかもしれないが、実際に私の無駄な時間の使い方を書いてみようと思う。 まず時間とい…

まずは自己紹介など。

はじめまして。まずは軽い自己紹介とブログを書こうと思った動機について。 職業は作曲家。といってもこの職業にあっては末席に加わっているに過ぎない、まだまだ未熟な作曲家である。当然作曲だけでは食べていけないので、仕事もしている。仕事の合間に作曲…